生活保護のこと
生活保護を受けている人が、ねこや犬を飼っていいのか。私が勤めていた市役所のケースでは、ねこや犬を飼っていました。メスは避妊をするように勧めていました。
お住いの自治体によるかと思いますので、確認をされるといいと思います。
スマホはもっていいのか。スマホは持っていても問題ないと思います。しかし生活保護費の中でやりくりするのは厳しいかもしれません。
医療費だけを受ける人もいます。生活費は足りるけれど、医療費が足りないという人もなかにはいたので、医療費だけ生活保護をうけることができていました。医療費は直接病院に支払われるので、本人には医療費としては支給されません。
入院されていると、生活保護費が、入院基準になりますので、保護費が減ることがあります。それは、入院すると、食費などがかからないためです。
障碍者1級か2級の手帳をお持ちの人は障碍者加算があります。加算には母子加算などもあります。
入学されるお子さんがいるひとは、入学準備金でランドセルやかばんなどを購入してもらい、領収書はあとで、提出してもらっていました。
学校でかかる給食代や学級費は、福祉課から直接学校教育課に支払いをしていました。就学援助との併用はできません。
就職により社会保険の健康保険に加入している人は、医療費は3割負担になりますが、その3割の分が生活保護費ででることになります。病院には健康保険証と医療証を提出することになります。
病院にかかるときは、保険証のかわりにあたる医療券がありました。本人が市役所まで取りにこれる時は、医療券をとりにきてもらい、病院に提出してもらっていました。
家庭訪問を3か月に1回などに担当のケースワーカーが訪問します。